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2015年12月19日

ホクロの小知識

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あちこちにできるホクロやイボ。「大きく目立つものが顔にできて気になる」「盛り上がっていて擦れて痛い」「細いホクロが顔中にたくさんあって気になる。」などでお悩みの方が多くいらっしゃいます。ホクロ1つでもお顔の印象はとても変わってきます。
ここではホクロ・イボの種類や原因、また各治療法をご紹介します。
ホクロやイボは皮膚であればどこでもできる可能性があります。また、この2つはよく似ていて見間違えることもあります。ホクロは母斑細胞の増殖で、平らなものや盛り上がったものもあります。イボはウイルス感染や皮脂腺の多い部位の皮膚表面が変化してできるもので、1mm程度のものからグリンピース大のものまで様々です。
ホクロが特に顔に多くできるのは、紫外線の影響をよく受けるためです。ホクロの原因のメラノサイトは紫外線の影響を受け活発化するため、紫外線を浴びやすい顔に多くできるのです。ホクロやイボは見分けがつきにくく、稀に悪性のものもあるため、自己判断せず専門家に診てもらうことをおすすめします。
ホクロの種類と原因

ほくろには大きく分けて「単純黒子」と「色素性母斑」の2種類ありますが、一般的なホクロは色素性母斑のことを指します。これは母斑細胞の増殖で、生まれつき皮膚に存在し、何らかのきっかけでメラニン色素を産生すると、小さな褐色や茶色の色素斑(しみ)として、目で見えるようになります。母斑細胞の数が増加すると、皮膚から盛り上がったほくろになってきます。

ホクロの種類
名称 主な原因
色素性母斑(しきそせいぼはん)
(母斑細胞性母斑)
色素性母斑(しきそせいぼはん) 母斑細胞がいくつもの層になって重なり、やがて盛り上がってくるホクロです。でき始めは小さなホクロなのですが、徐々に大きくなったり、盛り上がってきます。色も着色していないものから茶色いものまで様々です。また、皮膚の表面近辺にできるものから、奥に向かって増えていくものまであります。レーザーもしくは切除手術で取り除くことができます。
単純黒子
単純黒子 メラニンを作り出すメラノサイトが皮膚のごく浅い部分にあり、メラニンを生成したのが単純黒子です。薄茶色から黒いものまで色も様々で、大きさも1~2mmと小さいものが多く、レーザーで一度に治療することも可能です。
他にも、「老人性血管腫」と呼ばれる赤みがかったホクロや、濃く青みを帯びた「青色母斑」と呼ばれるホクロなど、様々な種類があり、色や大きさがそれぞれ違います。

ホクロの原因
ホクロは色素を作るメラノサイトの良性腫瘍で、紫外線によるメラノサイトの異常が主な原因です。一部のものは年齢とともに盛り上がったり・大きくなったりと成長していきます。また、高齢になると色が変わったり消えていくものもあります。
ほくろの性状
(皮膚の表面近くに母斑細胞が集まる)
ほくろの性状(皮膚の表面近くに母斑細胞が集まる)

メラニン色素は、表皮内の基底層という場所にあるメラノサイトで作られます。シミは、紫外線などによって活性化したチロシナーゼ酵素によってメラニン生成が活発になり、その過剰に生成されたメラニン色素がターンオーバーによって排出されずに残ってしまう状態です。ホクロはシミと同じようにメラニン色素によって黒っぽく見える状態ですが、ホクロの場合は単にメラニンの沈着だけではなく、メラニン色素とメラニンを産生するメラノサイトが一部分に増殖した状態です。そのため、しみよりも色が濃く、盛り上がりがある場合もあります。 この他にも外部からの「刺激」により細胞が傷ついたことによりホクロができる場合もあります。
こんなホクロには注意を
ホクロが急に大きくなって盛り上がってきた、色が変わってきた、周りがでこぼこしている、血が出たなど異変が起きてきたものには注意が必要です。稀にガンや悪性ホクロの可能性があります。
足の裏など、通常紫外線を浴びないような箇所にできた場合も、念のため組織検査※をしておくと安心でしょう。ただし、検査には組織が必要なため、レーザーではなくメスで切除する必要があります。

イボの種類と原因

イボは、医学的に「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。イボには、主にウイルス感染が原因のイボと、加齢によるイボがあります。ウイルス性のイボは、人から人へ感染するため、早めの治療が望ましいでしょう。加齢によるイボは、60歳以上の約80%に見られます。感染の心配はありませんが、体質が関係しているため、一度除去しても再発する可能性があります。

イボの種類
名称 主な原因
扁平疣贅
(へんぺいゆうぜい) 顔や手の甲にできる表面が平らで小さないぼで、色も肌色に近いです。ウイルス性で小さな傷から感染し、放っておくとどんどん増えることもあります。赤みやかゆみなどの炎症反応で自然に消えてしまうこともあります。
尋常性疣贅 主に手足に硬く盛り上がる角化性病変で、足の裏では胼胝(タコ)や鶏眼(魚の目)に似ています。ウイルス性で小さな傷から感染し、放っておくと徐々に大きくなり、融合して局面をつくることもあります。表面の角質を削ると点状出血をきたします。自覚症状はほとんどありません。
老人性疣贅
(脂漏性角化症) 顔や手の甲、体などに表れる数mm~1cmくらいの良性腫瘍で、皮膚表面(表皮)の細胞(ケラチノサイト)の異常増殖により、しみの部分が盛り上がることによりできます。ケラチノサイトの増殖に伴うメラニンの増加が原因で、通常黒褐色から黒色です。首筋などにできる1~数mmほどの小さな突起状のイボはスキンタッグと呼ばれます。
イボとまちがいやすい魚の目
魚の目の正式名称は「鶏眼(けいがん)」と言います。たこ「胼胝(べんち)」との違いは芯があるかないかです。魚の目は角質増殖で、内部の皮膚が増殖していくことにより痛みを生じます。イボではありませんが、一般的に混同されやすい症状です。男性よりもヒールの高い靴を履き、足に負担をかける女性によく見られます。
イボの原因
老人性イボは表皮の増殖、ウイルスは角質層の増殖と同じイボでも原因が異なります。

当院のホクロ・イボ治療

大きさや盛り上がりの度合いにより治療方法が変わります

ホクロ・イボ治療には切除法(切除して縫合する方法)と電気凝固法(電気で蒸散して取り除く方法)の2種類あります。イボ治療は保険診療でも行う液体窒素での治療もありますが、何度も通院する必要があり、イボ以外の正常な皮膚にも広範囲に窒素が影響し、炎症後色素沈着を起こすこともあるため、当院では電気凝固法で行っています。ホクロ・イボともによほど大きくなければ、通常は電気凝固法できれいに除去することができます。盛り上がりは大きくてもサイズが小さければレーザーや電気凝固での治療が可能です。どの方法が適しているかは医師の診断によりご提案させていただきます。
施術後の傷あとに赤みがある時期も、上からお化粧は可能ですから、完全に治るまでも普段と変わらずに過ごすことができるでしょう。一般的にホクロは刺激を与えると成長する可能性がありますので、医療機関で処置を受ける事をおすすめします。

電気凝固法

茶色や黒色のホクロ、盛り上がりのあるイボ状のホクロに対しては、局所麻酔を行い高周波の電気でホクロを蒸散させて除去します。複数のホクロを同時に除去することも可能です。
施術当日 治療時間は、大きさにもよりますが数分で終わります。局所麻酔を行いますので痛みに敏感な方もご安心ください。
ホクロ・イボ自体は処置直後に消えますが、術後当日のみ小さく茶色のテープを貼り保護します。
翌日 翌日よりメイク・洗顔が可能です。
約2週間後 自然にかさぶたがとれ、ホクロの色素も消えていきます。ホクロの芯の深さにもよりますが、しばらく赤みと凹みがみられ、3ヶ月から半年かけて徐々に色や凹みが落ち着いてきます。イボ治療も同様です。
切除法

切除法の場合、ほくろは1回で除去できますが、白い線状の傷跡が残ります。また、非常に大きいイボは切除と縫合が必要になる場合があります。局所麻酔をしたあとに、ほくろとその周辺を切除し、縫合します。
施術当日 治療時間は、大きさにもよりますが数分で終わります。局所麻酔を行いますので痛みに敏感な方もご安心ください。
術後当日のみ小さく茶色のテープを貼り、保護します。
翌日 翌日よりメイク・洗顔が可能です。但し、縫合している場合は縫合箇所を避けてメイクをしてください。
約1週間後 縫合した場合は抜糸が必要です。
約2週間後 自然にかさぶたがとれます。ホクロの深さにもよりますが、しばらく赤みと若干の凹みがみられ、3ヶ月から半年かけて徐々に色や凹みが落ち着いてきます。イボ治療も同様です。

 

 

 

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