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2015年10月20日

脂漏性皮膚炎

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顔の赤みの原因には、さまざまなものがありますが、そのひとつに「脂漏性皮膚炎」があります。今回は、この脂漏性皮膚炎の症状や原因、治し方などについてご紹介していきます。


とは

脂漏性皮膚炎とは、鼻の周辺や額、髪の生え際、頭皮といった皮脂の分泌が多い部分に起こる皮膚炎のこと。耳の裏側や背中、胸の中心部、ワキ、陰部などに起こることもあります。
脂漏性皮膚炎になると、肌が炎症を起こして赤くなり、多くの場合は、かゆみをともないます。また、肌がカサついて、細かくはがれた皮がこびりつくこともあり、頭皮の場合は、フケがたくさん出るようになります。
脂漏性皮膚炎の原因は、まだはっきりとは解明されていませんが、カビの一種である「マラセチア」の増殖が、直接的な原因と考えられています。マラセチアは、誰の皮膚にも存在している常在菌のひとつ。ふだんは無害ですが、皮脂を栄養源にしているので、皮脂の分泌が多いと増殖し、結果、炎症が起こります。
脂漏性皮膚炎による赤みを治す方法

脂漏性皮膚炎は、一般的な皮膚炎とは違って、カビの増殖で起こるので、市販の軟膏などを塗ってもあまり効果が期待できません。それどころか、刺激を与えてしまい、かえって症状を悪化させることもあります。肌に赤みやかゆみ、カサつきなどがあり、「脂漏性皮膚炎かもしれない」と感じたときは、皮膚科を受診するのが望ましいでしょう。
皮膚科の治療では、マラセチアの繁殖を抑えるための「抗真菌外用薬」が用いられるのが一般的です。また、炎症を抑えるための「ステロイド外用薬」が用いられることもあります。そのほか、かゆみを抑えるための「抗アレルギー剤」や、皮膚の代謝を促す「ビタミンB2」「ビタミンB6」などの飲み薬が処方されることもあります。
赤みを悪化させないためのセルフケア

脂漏性皮膚炎による赤みを悪化させないためには、日々の生活の中で、次のことにも気をつけましょう。
脂っこい食べ物や、甘いものを控える

脂や糖分の多い食べ物、刺激の強い食べ物、アルコールなどは、皮脂の分泌を活発にするので、控えめにしましょう。
積極的に摂取したいのは、過剰な皮脂の分泌を抑制してくれるビタミンB群(特にB2とB6)やビタミンC。ビタミンB2はレバーやうなぎ、カレイ、サバなどに、ビタミンB6はレバーやカツオ、マグロ、サケなどに、ビタミンCはブロッコリーやカボチャ、ほうれん草などに豊富に含まれています。
肌に刺激を与えない

脂漏性皮膚炎になると、肌が敏感になります。洗顔の際はゴシゴシこすったりせず、しっかり泡立て、やさしく洗うようにしましょう。また、スキンケア用品も、シンプルで刺激が少ない「敏感肌用」のものを使うことをオススメします。メイクをする際には、肌を刺激しないように、軽めにしておくとよいでしょう。
UVケアをしっかり行う

紫外線は皮膚のダメージを促進し、脂漏性皮膚炎を悪化させる要因になります。日傘や帽子などを使って、UVケアをしましょう。
十分に睡眠をとる

睡眠不足も、肌の免疫力を低下させて脂漏性皮膚炎を悪化させます。夜ふかしをせず、しっかりと睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送るようにしましょう。

 

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